賞 AWARD
日本化学会東海支部 奨励賞
日本化学会東海支部では2021年度より支部内の若手研究者の「芽生え期の優れた研究」に対して日本化学会東海支部奨励賞(Early Career Award on the Chemical Society of Japan, Tokai Branch, 略称EC-Award CSJ Tokai Branch)を授与することとしました。受賞対象は、化学の基礎または応用のそれぞれの分野において独自性の高い優れた研究成果を挙げ、将来的に日本化学会進歩賞を受賞する可能性がある、選考年の4月1日現在において満35歳未満の日本化学会正会員とします。関連論文の数は問わず、将来の日本化学会進歩賞へつながるような独自性の高い芽生え期の研究の論文を対象とします。但し、既に同一の賞を受賞している会員は対象外です。
受賞者は中化連(中部化学関係学協会支部連合)秋季大会において表彰されると共に、同大会において受賞講演を行っていただきます。
推薦要項
- 候補者:論文は少なくとも化学に関連する独自性の高い優れた研究成果を挙げ、将来的に日本化学会進歩賞を受賞する可能性がある、選考年の4月1日現在において満35才未満の日本化学会正会員が対象です。対象論文の数は問わず、将来の日本化学会進歩賞へつながるような独自性の高い芽生え期の研究の論文を対象とします。ただし、候補者がこの先も研究の責任者として対象論文の研究を発展させていくことを期待するため、対象論文には候補者が指導教員のもとで行った学生時代や博士研究員時代の研究は含まないこと、候補者が責任著者や筆頭著者であること、を条件とします。また、既に同一の賞を受賞している会員は対象外です。
- 推薦者:本会正会員は、自薦、他薦を問わず1名の候補者の推薦が可能です。ただし、推薦に際しては、本人の了解を得て下さい。
- 受賞件数:各年2-3名程度とします。
- 受賞:受賞者には、賞状を贈呈します。授賞式は、中化連(中部化学関係学協会支部連合)秋季大会において行います。また、受賞者は中化連秋季大会において受賞講演を行うものとします。
- 推薦締切:2024年7月26日(金) 17:00
- 推薦方法 別紙の推薦書作成要項に従って推薦書を作成し、電子メールの添付書類として当該年度の選考委員長(庶務幹事)に送付して下さい。
- 推薦書類提出先: 庶務幹事 信州大学 工学部 物質化学科 酒井俊郎 tsakai@shinshu-u.ac.jp
2024年度受賞者 (2024/8/21東海支部幹事会にて決定。)
● 「非水系光電気化学反応を利用した半導体光電極の精密解析」
影島 洋介・信州大学工学部物質化学科
● 「元素戦略で挑む高難度分子変換反応の開発:キラル鉄(III)光レドックス触媒を用いる不斉ラジカルカチオン環化付加反応」
大村 修平・名古屋大学
● 「放射光/中性子イメージングによる車載用燃料電池内部における水可視化技術の開発」
吉宗 航・豊田中央研究所
2024年11月2.3日に名古屋工業大学にて開催された中化連(中部化学関係学協会支部連合)秋季大会において,受賞記念トロフィーが東海支部支部長の錦織広昌教授(信州大学)から受賞者へ授与されました。
受賞対象者 影島,大村,吉宗の順
2023年度受賞者 (2023/8/23東海支部幹事会にて決定。)
● 「ナノラマン分光法による単一ナノ材料の構造解析と高感度化技術の開発」
板坂 浩樹・産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門
● 「自己組織化核酸ナノ粒子の創製による難治性がん治療への挑戦」
宮本 寛子・愛知工業大学 工学部応用化学科
● 「二次元物質の対カチオン制御による刺激応答性ソフトマテリアルの開発」
佐野 航季・信州大学 繊維学部化学・材料学科
2023年11月11日三重大学工学部にて開催された中化連(中部化学関係学協会支部連合)秋季大会において,受賞記念トロフィーが東海支部支部長の菱川明栄教授(名古屋大学)・支部長から受賞者へ授与されました。受賞対象者 板坂,宮本,佐野の順
日本化学会東海支部 支部長賞
東海支部では、支部活性化と化学奨励を目的として化学系の大学、大学院および工業高等専門学校の卒業生・修了生を対象に人物および学業成績が優秀なものに対し支部長賞を授与しています。また,平成19年度から日本化学会主催の化学グランプリにおいて優れた成績を修めた生徒に対して支部長賞を授与しています。 このたび,令和5年度の受賞者として下記の方々を選出し、支部長賞を授与いたしましたのでここに受賞者の栄誉を讃え、その氏名(学校名)をご報告いたします。
【東海支部長賞(大学・大学院)】93名(敬称略・順不同)
川本嵩久(信大院繊維)・吉田太一(信大繊維)・今村隼士(信大繊維)・福島丈吉(信大繊維)・赤川 翔(名大工)・榊原拓実(名大工)・泰道祐汰(名大工)・草野杏佳(名大院工)・三輪一樹(名大院工)・伊東健太郎(名大院工)・渋谷綾香(名大院工)・渡邉愛梨(名大院工)・内藤俊紀(名大院工)・吉田 瑠(総研大物理)・山下香帆(岐阜大工)・彦坂愛香(岐阜大工)・佐野光紀(岐阜大工)佐藤綾音(岐阜大院自然科技)・高橋利奈(岐阜大院自然科技)・鈴木陽太(信大院繊維)・笹尾柚月(岐阜大工)・柴田雄至(岐阜大工)・波多野翔太(岐阜大工)・宮本直暉(岐阜大院自然科技)古川紗帆(岐阜大院自然科技)・土屋有希(中部大学工)・中村彩夏(中部大学工)・浅野颯斗(中部大学工)・菅沼諒哉(中部大院工)・神頭優理菜(名大理)・高羽未来(名大理)・馬 思博(名大理)・大野友希(名大院理)・望月直哉(名大院理)・和田茉美(信州大理)・横山 赳(信州大院理)坂本悠輔(信州大学院総合理工)・西家菜摘(信州大学院総合理工)・鳥生 輝(静岡大理)・柴田奈津希(静岡大理)・池田昌弘(静岡大理)・是永大樹(静岡大院総合科技)・山田愛莉(静岡大院総合科技)・松尾拓郎(信州大院工)・緒方智希(信州大院工)・土金滉希(信州大院工)佐々木春奈(信州大工)・中村未来(信州大工)・大塚はる香(信州大工)・坂川優樹(愛工大工)木和田光(愛工大工)・島尻優太(愛工大工)・赤堀ひかる(愛工大工)・日高萌江(愛工大工)・岩崎由華乃(愛工大工)・宇佐美貴規(愛工大工)・西岡 駿(静岡大工・CA)・増田竜也(静岡大工・CA)・松井晴野(静岡大工・CA)・上村遼介(静岡大工・CB)・北崎愛子(静岡大工・CB)崔 朱希(静岡大工・CB)・髙橋佑衣乃(静岡大院総合化学バイオ)・日置うらら(静岡大院総合化学バイオ)・廣瀬未侑(静岡大院総合化学バイオ)・盛田佳那(豊橋技科大工)・保坂真央(豊橋技科大工)Muhammad Meerashah Bin Sultan Alawdeen(豊橋技科大工)・金城ゆう(豊橋技科大院工)・東穗玲⾳(三重大工)・松尾明彦(三重大工)・⼿縄ゆみ(三重大工)・菊池健太(三重大院工)・⼤⻄彩太(三重大院工)・井上直哉(三重大院工)・水野陽介(名工大院工)・高橋理輝(名工大院工)・久保匡輝(名工大院工)・磯谷健斗(名工大院工)・伊藤大輝(名工大院工)・三宮拓実(名工大院工)細木康平(名工大院工)・可児瑞笹(名工大工)・落合世舟(名工大工)・眞野 葵(名工大工)・松尾康平(名工大工)・上野めい(名工大工)・加藤雅基(名工大工)・湯脇 舞(名工大工)・伊藤太吾(名工大工)・手代木怜美(名工大工)・杉浦桃子(名工大工)・釣部真琴(名工大院工)〔以上91名〕
【東海支部長賞(工業高専)】2名(敬称略・順不同)
石川佳名恵(沼津高専)・岡村ひなた(鈴鹿高専)
支部長賞の推薦については、各教育機関において申込書式をダウンロードしていただき、必要事項を記入の上、メールにて事務局へお送りください。詳しくは日本化学会東海支部長賞に関する申し合わせをご覧ください。例年12月初旬に支部役員に通知の上、教育機関からの申し込みを受け付けています。〆切は12月末日です(申し合わせ第3項参照)。本表彰のご活用をお願い申し上げます。ご質問等ございましたら事務局へお知らせください。
【高校化学グランプリ東海支部長賞】
毎年行われる化学グランプリ一次選考において特に優秀な成績を収めた東海地区の高校生に対して、東海支部長賞を授与しております。 受賞者には、毎年10月上旬を目途に受賞者が所属する高校へ賞状と副賞を郵送しております。 令和5年度の受賞者は以下の通りです。
【化学グランプリ東海支部長賞】16名(敬称略・順不同)
片山俊(愛工大名電高)・久田流源(静岡高)・竹山陽斗(清水東高)・的場岳斗(松本秀峰中等教育学校)・篠原侑希(時習館高)・塩原遼大(松本深志高)・宮坂直人(諏訪清陵高)・東山修也(四日市高)・畑中健司(滝高)・曳野獅堂(岡崎高)・塩入太貴(長野高)・吉川蓮(一宮高)・久野隼矢(藤枝東高)・上川敬人(磐田南高)・鈴木大智(滝高)・川上遼馬(時習館高)【高校化学グランプリ東海支部奨励賞】
毎年行われる化学グランプリ一次選考において優秀な成績を収めた東海地区の高校生に対して、東海支部奨励賞を授与しております。 受賞者には、毎年10月上旬を目途に受賞者が所属する高校へ賞状を郵送しております。 令和5年度の受賞者は以下の通りです。
【化学グランプリ東海支部奨励賞】17名(敬称略・順不同)
田中嵩人(旭丘高)・荒川歩輝(諏訪清陵高)・黒石匠(藤枝東高)・山岸大晃(時習館高)・長瀬大地(一宮高)・岡崎香綸(岡崎高)・平野凛太郎(岐阜高)・矢田偉雲(時習館高)・平野泰希(四日市高)・塩川慶規(長野高)真壁啓太(諏訪清陵高)・畑元気(津高)・浅岡楓人(浜松北高)・山内慎太郎(一宮高)・西塚遥都(松本秀峰中等教育学校)・杉本蒼真(半田高)・山本優衣奈(桑名高)中化連秋季大会 BCSJ賞
中化連秋季大会において一般講演を行った大学院生に対し,その功績を称えるとともに,今後の学業を奨励することを目的として,化学の発展に貢献する優秀な一般講演に対しBCSJ賞を授与しています。表彰対象は,愛知,岐阜,三重,静岡,長野にある大学に所属する大学院生である者,講演申込時に講演賞を申請した者,中化連秋季大会BCSJ賞をこれまでに受賞していない者,登録された登壇者であり,かつ実際に登壇した者です。
2023年度受賞者 (2023/12/25東海支部常任理事会にて決定。)
中化連秋季大会 令和5年度11月11日開催● 1C102 大野 友希(名古屋大学大学院理学研究科)
「位相制御ω-2ω強レーザー場における高振動励起状態NO2の非対称解離性イオン化過程」
● 2C209 大津 岳士(名古屋大学大学院工学研究科)
「PdゼオライトからのNOx脱離温度に対する酸素分圧とゼオライト物性の関係」
● 1C213 久保 匡輝(名古屋工業大学大学院工学研究科)
「酸素分子を酸化剤として用いたN3S3配位子を有するFe(III)錯体による外部基質の酸化」
● 2C109 太田 亘(信州大学大学院総合理工学研究科)
「液相中セルロースの直接酸化を志向した可視光応答性WO3光アノードの開発」